ザッザッザッ -市民の憩いの場・京都御苑- 京都御苑・玉砂利を踏んで走る音 |
京都御苑 明治になるまで歴代天皇の住まいであった京都御所、今でも国賓がおいでになる仙洞御所などの文化財をとりまき、面積約65ヘクタールにも及ぶ京都御苑は広く一般に開放されている国民公園である。 明治期以来、郷土樹木の植栽などにより公園としての整備が行われてきたため、御苑内には様々な種類の樹林が形成され、市街にあって多様な動植物の楽園となっている。 京都御所・仙洞御所を拝見するには宮内庁へ参観を申し込む必要があるが、京都御所は春と秋の数日間、一般公開されており紫宸殿や清涼殿といった建物や庭園を鑑賞することができる。 |
四季折々の自然やスポーツ 京都御苑内には、いくつかの運動広場やゲートボール場、テニスコートなどがある。 緑豊かな御苑での草野球は人気があり、平日でも早朝から対戦や練習が行われている。 広い御苑内でのジョギングやトレーニングを日課にしている市民も多い。 スポーツだけではない。 京都御苑はバードウオッチングや野草・昆虫の観察など、四季折々の自然とふれあうことのできる場所でもある。 環境庁の京都御苑事務所と国民公園保存協会では年に4回、一般市民を対象として御苑の自然を観察する自然教室を無料で開催している。 |