
インターネットは、大学機関をその中心のひとつとして展開しています。
このUniversity of Futureは、次世代の高速な情報通信環境を各大学で利用し、各大学が、様々なコンテンツや技術を展開していく、日米の共同プロジェクトです。この実験の主旨は、世界を取り巻く高速なネットワークが大学につながったら、学生をはじめ、教職員の生活や研究活動がどのように変わっていくのか、また、大学として社会に対して何ができるのか、などをIWE'96が敷設した新しいレールロードを使って模索していくことにあります。
IWE'96の日本独自のプロジェクトとして、128Kbit/sという高速な回線を一般家庭や様々な分野の方々に提供し、インターネットを自由な発想で使ってもらおう、というプロジェクトです。既に情報発信は始まっており、今後も個人ベースでの様々な利用方法やコンテンツが展開されていきます。
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IWE'96で準備する高速なネットワークを実際に体感して頂く場所として、高速なエキスポ専用アクセス回線を設置したアクセスポイントを全国に約30カ所、展開しています。映像や音声などのマルチメディアコンテンツも快適に 楽しむことができます。
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日本では、今年が言わばインターネット元年です。
しかし現在のインターネットは、残念ながらビジネス界と専門業界が中心となっています。インターネット人口の中でも、女性の占める割合はわずかです。しかし、本当の意味でインターネットが私たちの生活に身近なものになるためには、インターネットがもっと身近でわかりやすく、もっと楽しくなければいけないと私たちは考えます。そこで、トレンドセッターの若者が集まる街「原宿」をテーマに、この街の活力あふれるファッション文化と新しいデジタルメディアとしてのインターネットとの融合を図り、次世代の若者とメディアにとって、新しいコンテンツのスタイルをつくりあげて行きたいと思います。
(デジタル原宿プロジェクト構想書より抜粋)