World Wide Webは私たちの住む世界そのものを映します。これから、Webには世界の知識がどんどん増えてゆくことでしょう。 Webの歩き方を知ることで、世界がもっと見えてきます。
「スモール・プラネット・パビリオン」はインターネット1996ワールドエキスポジションへのIBMからのプレゼントです。 このパビリオンは非常に大きなプロジェクトで、さまざまなイベントやコミュニティー創造を含む一年にもおよぶプログラムです。 世界博のときと同じように、この「スモール・プラネット・パビリオン」では、Webとインターネットを中心としたテクノロジーを特集していますが、そのなかでも特に、学び、創造し、そしてコミュニケーションする能力を高めるというような、私たちの生活向上手段としてのテクノロジーを表現しています。
このパビリオンが教育、芸術、そして世界中の人々を結んで行われる世界規模のイベントと活動に焦点をあてているのはこのような理由からなのです。みなさんを単なる来場者としてひとくくりで考えるのではなく、この「スモール・プラネット」に含まれる複数の文化、言語、伝統をいっしょに大切にしていきたいと考えています。
私たちは、みなさんが愛好者として積極的に参加することを望んでいます。この「スモール・プラネット・パビリオン」は「実践から学ぶ」ということをテーマとしています。 ここで「学ぶ」ということは、探し、発見し、創造し、そして作り直すということです。そして「実践」は、インターネットのコミュニティーのなかで新しい場所に出かけて行き、新しいものを創り、積極的に参加するということを意味します。
「スモール・プラネット・パビリオン」はとても大きなプロジェクトです。これは私たちの想像を上回る大きさです。ですから世界中の都市や町から人々の参加を求めています。IBMからはもちろん、多くの学校、美術学校、そのほかさまざまな組織から参加していただけることを期待しています。
実際に何が起こっているのか時々チェックしてみてください。ぜひあなたも参加して、興味のあることについて参加者のみなさんに話したり、また提案をしてみてはいかがでしょう。そして、この「スモール・プラネット」の市民になってください。