Special Feature


ボイス、ヨーゼフ
(BEUYS, Joseph)
1921年5月12日〜1986年1月23日/ドイツ
1940年 ドイツ軍の招集令状により入隊、ポーセンの航空通信学校に配属。
1943年 急降下爆撃機の乗員となるが、ロシアの迎撃作戦にあい墜落。クリミア半島を移動中のタタール人に救われる。

■主な活動(アクション、個展など)
1964年 「ドクメンタ3」参加、「新芸術祭」参加(アーヘン工科大学)、「マルセルデュシャンの沈黙は過大評価されている」テレビ放映、「首長 フルクサスの歌」(レネ ブロック画廊/ベルリン)
1965年 「…我々の中で…我々の下で…地面の下で」(ルナス画廊/ヴッバール)、「死んだ兎に絵を説明する方法」(シューメーラ画廊/デュセルドルフ)
1966年 「グランドピアノのための均質浸透:現代最大の作曲家はサリドマイド児である」(デュセルドルフ芸術アカデミー)、「ユーラシア」、「シベリア交響曲第34楽章、マンレーサ」(シューメーラ画廊/デュセルドルフ)
1967年 「ユーラシアの杖」(聖シュテファン画廊/ウィーン)、「本流」(フランツダーレム画廊/ダムシュタット)、「メタ政党としてのドイツ学生党」の結成式、「平行過程」(メンヘングラードバッハ市立美術館)
1968年 「イメージ・ヘッド・ムーヴァー(ユーラシアの杖)」、「平行過程2」「大発電機」(ワイド・ホワイト・スペース画廊/アントワープ)、「真空←→量塊」(アート インターメディア画廊/ケルン)
1969年 「君は私を解放する」(レネ ブロック画廊/ベルリン)
1971年 「ケルト族+〜〜〜」(市民避難所/バーゼル)、「買い物袋のアクション」(ケルンの街頭)
1972年 「掃き出す!」(ベルリンのカール・マルクス広場)、「ドクメンタ5」参加
1974年 「私はアメリカが好き、アメリカは私が好き」(レネ・ブロック画廊/ニューヨーク)
1976年 「汝の傷を見せよ」(ミュンヘン・クンスト・フォーラム)、「市電停留所」(第37回ヴェネツィア・ビエンナーレ)
1977年 「ドクメンタ6」参加
1979年 「ジョージ・マチューナス追悼コンサート」(デュセルドルフ芸術アカデミ ー)、回顧展(グッケンハイム美術館/ニューヨーク)
1980年 「資本空間1970〜1977」(ヴェネツィア・ビエンナーレ)
1981年 「ドクメンタ7」参加、「作業場」ツアイトガスト展(マルティン・グロピウス・バウ/旧西ベルリン)
1983年 「20世紀の終焉」(総合芸術展およびシューメーラ画廊/デュセルドルフ)
1984年 「ヨーゼフ・ボイス展」(西武美術館/東京)、「コヨーテIII」(草月ホール/東京)
1985年 「苦境」(アンソニー ドュオフィ画廊/ロンドン)、「王宮」(カポディモンテ美術館/ナポリ)
1986年 デュセルドルフにて死去(64歳)

『美術手帖 1992年4月号』より転載



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