メイキング・オブ・大田楽 民俗芸能研究者や国文学者らに協力をあおいで、わずかに残る文献や絵巻物をひもとく作業からスタート。平安時代から伝わる「年中行事絵巻」や「鳥獣戯画」には、庶民や蛙が楽器を鳴らし、田楽を舞い躍る様子が描かれています。 |
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また、田楽以前に中国から伝わった芸能「散楽」の醍醐味である軽業や曲芸といったアクロバットの要素も取り入れることにしました。さらに、楽器の種類をはじめ、衣裳のデザインや舞いの所作、楽曲の構成に至るまで、分析・再構成、あるいは一から創造するという作業が重ねられ、ついに『大田楽』は完成をみました。 |
多彩な才能とのコラボレーション 構成・演出は野村万之丞、演者には、太神楽曲芸師、京劇俳優、武術家、狂言師、能楽師、新劇俳優、ミュージシャン、日本舞踊家など多種多芸な才能が一堂に会するという、まさに総合芸術の名に値する顔ぶれです。 |