森賀 奈美

1977/11/06生 蠍座 O型 18才


私は現在、某化粧品メーカーで美容部員(売り子)のアルバイトを週3〜4日と、知り合いの人のお店(アラビア雑貨専門店)で週2日アルバイトをしているフリーターです。

化粧品メーカーのアルバイトでは販売の他にも、お客さんへのサービスとして「しわとり無料マッサージ」に精を出し、アラビア雑貨のお店では、ペルシャ絨毯をなでてみたり、香炉(お香をたく器)やランプを磨いてみたりと大忙しの毎日をおくっています。

そんな中で、自分が「落ちつきたい、ほっとしたい、もっとしっかりしたい」と思うとき、感じる時に、観たいと思うのは「能」、行きたいと思うのは能楽堂です。

あの不思議な空間や印象は、ちょっと他にはないような感じがします。

どうしてか?

能は静かで、見ているとなんか、違う次元が目の前に降りてきてくれたかのような、そんな不思議なカンジが私はします。

それは映画とか見ていて沸くような「日常」に近い感情とかじゃなくて、本当にまったく別の部分に入ってくるし、刺激してくる。

感情的な感動とかよりも、もっと感覚的なカンジ。

こんなふうにものを見て感じたことはなかったし、入ってきたものはありませんでした。自分でもなんだか解らなくて、言葉ではうまく言えないんだけど、本当にものすごく不思議で、そして嬉しいものに出会ったなあ、と思っています。

私はまだまだ「能」というもの自体のこととかは、ハッキリ解っていないけど、でも、それが何なのか、どうしてこんなに不思議でものすごく気になるものか、もっとよく知りたいし、触ってみたい。

そんな風に重い、月に一度位の割合で「能楽堂」へも実際に見に行くようになりました。

はじめて「能楽堂」へ入ったときには、正直に言いますが、かなりあせりました。

だって見渡すかぎり年寄り、年寄り、年寄り・・・(言葉悪くてごめんなさい)。

もうどうしようかと思ったのですが、でも!次の瞬間、それ以上に「能楽堂」っていうものはすごかった。冷たくて、不思議な緊張感が漂っているんだけど、それがやけに落ちつくというかなんというか・・・。これ又、言葉ではうまく言えないんだけど、う------ん。本当にいい場所を見つけたなあってカンジ。

友だちと行っても、なぜか独りになれる不思議な場所で、私にとってすごくリラックスのできる優しい場所です。

他にも野球を見に行ったり、多摩川沿いのサイクリングコースでサイクリングしたり(2人乗りで私はもちろん後ろ)もする私。でも、「キトクな18才」と言われても、やっぱり一番好きなのは能の世界。

恋人にするなら、能楽堂みたいな雰囲気をもった人がいいなあって、どんなだろう。

・・・それでは!能楽堂でお会いしましょう。


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