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ヒッポファミリークラブでは、７ヶ国語（スペイン語、韓国語、英語、日本語、ドイツ語、中国語、フランス語）を自然に習得する活動をしています。（現在はそれらに ロシア語、イタリア語、マレー語、タイ語 が加わって１１ヶ国語になっています。）
日本に生まれれば日本語を、フランスに生まれればフランス語を、そしていくつもの言葉が同時に話されている地域では、そこで話されている複数の言葉を誰でもが自由に話せるようになります。母語として言葉を習得するときには「難しい」などという事はありません。誰でも自然な言語環境があれば、いくつもの言葉を同時に話せるようになる、その言葉が育つ自然環境とは何かをヒッポファミリークラブでは探求し、確信の持てる方向を見つけました。
１１ヶ国語を耳にする環境として、ヒッポにはオリジナルテープがあります。それらのテープを日常の生活の中で流し、いろいろな言葉を耳にしています。また、ヒッポのメンバーが各地で集まる”ファミリー”と言う場を設けています。そこでは、様々な年代の人たちが集まり、こどもも大人も一緒に遊びながら言葉を投げ合います。家族で、仲間で、言葉を受けとめ合いながら”言葉が自然に育つ環境”をつくっています。そこには「外国語」という気負いはなく、赤ちゃんと同じ道筋で自然に言葉が身についていきます。
日本全国には、そんなヒッポの”ファミリー”が約600カ所あり、8千世帯、2万5千人が参加しています。メン バーになれば、どこの”ファミリー”にも参加することができます。また、各地域の行事や国際交流に参加できる機会も数多くあります。