近日中にしあげます。 (^_^;)>>
文化交流室で忍者になった選手たち。
選手村の選手専用ビーチで。
朝8時前に選手村についた。
前日の夜遅くに、広島のチョルムニ、モーリーとピングーと一緒に車で福岡入
りして、天神事務所に泊まっていたので、ちょっと寝不足気味だったが、
今日のすばらしい快晴も手伝ってコンガンコンガンであった。<<(^o^)>>
週末は外人部隊(福岡以外のヒッポメンバー(^_^;))が大勢いるので福岡 のメンバーはお休みが多く、ちょっと残念だったが、早速、福岡の美人オンマ、 原さん(ショコラ)に出会って再会を喜んでいた。
バスターミナルのボスは、知る人ぞしる熊本の美女、マスリンである。 連日のハードなバスターミナル勤務のためかすっかり日に焼けており、半袖の 腕をめくって、「ポッキー焼けだよー。」と見せびらかしていた。
そばで、中国の体操の選手がバスを待っていたが、伸びをしたり髪を掻き あげたりする何気ないしぐさをする腕や身体のラインが芸術のように美しく、 しばし見とれていたアリョーシャであった。(^_^;)
と、突然、原さんが「アリョーシャ!きてぇー!」テントに駆け込んでき た。何事かと聞いてみると、彼女はこれから市内観光のバスに添乗するらしい。 そこに、ロシアの選手がたくさんいるというのだ。話によると、前日も同じ様な ツアーがあって、ロシア人達がたくさんいたのだが、ロシア語の解るボランティ アがおらず、また英語のできるロシア人もいなくて、非常に困ったらしい。 今日の名簿を見て、またロシアの選手がたくさんいて、主催者(ヒッポではない )が困ったねー、と言っているところで、私がいたことを思い出して、私を「借 りに」きたというのである。
私にとっては願ってもないチャーンス!である。マスリンに「行ってきて
もいい?」と聞くと、あっさり「OK!」がでた。
(ほんとは「行ってもらっちゃこまるんだけど・・・」と言って欲しかったのだ
が・・・(^_^;))
そんなわけでその日は急遽、「市内観光のロシア選手担当の添乗員」として借り出されていったのであった。
喜び勇んですぐ事務所へいって主催者のおばちゃん(以下Sさん)と打ち
合わせをしたのだが、しかし「観光案内や場所の説明をロシア語でやって下さい
」という先方の要求は私にとってはちょっと荷の重いものであった。(福岡の歴
史や街の説明などできるわけがない!)「簡単にでいいから。それぐらい(!)な
らできますよね?」と言われて、小心者の私は、いまさら「できません!」とも
言えず、安易に引き受けてしまったことを少なからず後悔した。(^_^;)
しかし、バスに乗ってしまった以上もうしょうがない、「ヒッポ精神」にのっと
って、「何とかなるサ!」と開き直って構えることにした。
(こういうところでロシアでのホームステイの経験が役にたっているのかも。(^_^;))
私の担当の選手はロシア人が7人(うち女性3人)とカザフスタンの役員のお じちゃんが3人であった。他にはメキシコ系の選手や中国の選手、ルクセンブル クの役員やドイツの老夫婦などが一緒だった。スペイン語とドイツ語と中国語に はプロの通訳の方が付いておられた。
出発前に、Sさんに、「ロシアの選手のなかで英語のできる人がいるかどうか 聞いてみて。」といわれたので、おそるおそる、「ヌゥー、スカジーチェパジャルスタ、クトーガバリートパングリースキー?」
と聞くと、一人が手をあげて、「a little...」と答えた。 するとそばにいた Sさんがえらく感激してくれて(不安そうな私の顔を見て少し彼女も不安だった のだろう)、「スゴイ、スゴイ」と褒めて下さった。おだてられてなんぼの私は これですっと気持ちが楽になった。(Sさんは私を使う方法をみぬいておられた ようだ。さすがじゃ(^_^;))
そうこうするうちにバスは市内観光へと選手村を後にした。
走り出して早速、ボランティアは自己紹介をさせられた。もちろんロシア語で やった。
「ズドラストヴィチェ!ダブローパジャラヴェチ、フフクオキェ!ミニャーザ ブート、アリョーシャ!シボードニャ、ヤープマガーユバース。ガバリューニム ノーガパルースキー、イッショウプローハ。ノー、オーチンプリヤートナ!」
と言うと、選手が、「ダーァ!アリョーシャ!」と答えてくれた。これだけのこ とだが、すっごくうれしくて先ほどまでの不安はすっかりなくなってしまった。 全く現金なものだ。(^_^;)>>
ヒッポからは先の原さんの他、古賀さん(彼女は独身の美女です)が同乗して いた。彼女達はスペイン語やロシア語や中国語でも自己紹介した。さすがである。
これには他の日本人達も驚いていた。