sensorium Staff Page
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    これまでのsensoriumスタッフを紹介します。
    Last updated: Nov. 25, 1996



ジェネラル・スタッフ

     sensoriumのプロデューサーは、竹村真一*(東北芸術工科大学・助教授、文化人類学者)です。1995年夏、インターネット1996ワールドエキスポジション(以下IWE'96)事務局から、テーマパビリオンのコンセプト作成について相談を受け、彼を中心に活動するプロジェクト・タオスのメンバー(渡辺保史・西村佳哲・上田壮一等)が、一緒に企画をかさねました。またその間、慶応大学SFCの奥出直人助教授や帝京大学の筒井多圭志氏からも、多くのアドバイスをいただきました。
     全体のディレクション及びコーディネーションは、西村佳哲(フリーランスのプランニング・ディレクター)が担当。まずは、上田壮一(フリーランスのプランナー・ディレクター )や川又浩一(SFC徳田研究室出身、現大日本印刷)と一緒に、プロトタイプの制作を重ねながらイメージを固め、12月頃から本格的なコンテンツ制作に入りました。
     sensoriumのグラフィックデザインは、AXIS誌の宮崎光弘(デザイン誌"AXIS"のアートディレクター)、ハイグラフの東泉一郎(広告や書籍・CDを中心としたデザイナー)が担当。
     「連感」を中心としたエディトリアル・ディレクターとして、小崎哲哉(元『03 TOKYO Calling』誌副編集長、歌舞伎のCD-ROMタイトルも制作)が参加しました。

     Web製作の実作業は、先の上田および西村に加え、佐味千珠子(染織や舞踊の研究家)と、信太謙治(多摩美術大学・環境デザインコース学生)が。AXISのデザインチームには清水徹の他、野上タカヒロ(フリーのCGデザイナー)が参加。CGIプログラミングは、川又がコメントフォーム周辺を手がけました。
     また、Joiこと伊藤穣一の率いるプログラミングチーム・Eccosysから、ジョナサン・ハガンとデヴィッド・モルズが「Meeting place/Pocket park」周辺のプログラミングを担当。それらのコーディネーションは、デジタルガレージの櫻井智明が行いました。

     文意のニュアンスを汲んだ英訳は、木幡和枝(L.ワトソンなどの翻訳家、白州アートキャンプ・プロデューサー)。そのサポートとして、アルトゥーロ・シルバ、船坂裕、鈴木ひろこ。そして、2月から開始した英語版のコーディネーションは小堀浩子(国際衛星放送のPR/PA)が担当。翻訳/エディティングをルーク・エギントン、 株式会社エー・ディ・シーのダン・オブライエン、マイケル・エバンス、スティーブ・フラッグ、リチャード・ピーコック、そして小堀が行っています。
     2月以降のエンジニアリングは、春木祐美子(フリーのプログラマー、水戸芸術館Webのデザイナーでもある)が行っています。プロジェクト全体のフィーマネージメント、その他調整業務は大日本印刷の清水誠一(マルチメディアタイトルの制作ディレクター)。対外的なプロモーション等のデスクは、渡辺保史(テレコミュニケーション関連を中心としたライター)が行っています。
     以上がsensoriumのGeneral Staffing情報です。(by NISH)

    *=竹村真一:文化人類学者/2年前のDOORS-2 "@Home"にも当時NTT/HI研の石井裕氏と共に日本から講演参加


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連感・スタッフ

    「連歌」のスタイルを借りた連作コラボレーション「連感」は、竹村プロデューサーからのテーマを受けて、小崎が発案。その後、エディトリアル・ディレクションを小崎が、グラフィックデザインはAXISの宮崎と清水が担当しました。Web製作の実作業は、野上のほか一部を信太・西村、そして最後に小崎が仕上げています。
     ブルース・オズボーン(東京在住のカメラマン)氏の写真ライブラリーは信じられないほど膨大で、なんでも出てくる「魔法のかばん」のように、どんなテーマにも対応可能でした。写真のセレクションおよび撮り下ろしには、ブルース氏の事務所・OZONEの井上佳子さん、鶴丸陽子さんも協力してくれました。(by Oz)


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日本というカラダ・スタッフ

     全般的なディレクションおよび、鬼と仏の顔を使い分けたデスク的作業は小崎が。西村は小崎のサポートで参加。地図や「センサー」たちのグラフィック制作は東泉。当初は佐味・上田・西村が、Web製作の実作業及びデザインを兼務しましたが、最終的には東泉のアートディレクションで統一を図っています。
     最初にサーバーアップした「神戸特集」では、津村喬氏と八木マリヨさんのページ編集・取材を佐味が、渋谷正信氏の取材を小崎が担当。Web製作は佐味。
     その後、津村氏の2回目は、関口香(神戸にも足繁くかよう、雑誌・書籍の編集者)が。渋谷さんの2回目は、西田ヨリ子(サウンドデザイナー、園芸家でもある)が引き継ぎ、Web製作は西田とゲームミュージアム設立委員会の相馬紀子が作成しました。水越武氏のページは小崎が、川崎義博氏のページは屋久島まで同行した西村と小崎が取材を行い、Web製作は佐味と信太が作成しています。
     7月下旬からスタートした木内鶴彦氏ページは上田、佐味、小堀で取材。上田が天体関連のサポートとコーディネーションを、佐味がディレクションを行っています。 (by Oz/NISH)


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センスウェア・スタッフ

    「World Ear」の企画は、St.GIGAのサウンドデザイナーでもある西田と西村が共同で行い、音素材周辺のディレクションおよびデータの制作は、西田が一手に担当しました。DATライブラリーから素材を抽出する段階で、St.GIGAスタッフの横内陽子・兼古勝史が協力。またWeb製作は佐味・信太・上田・西村で行っています。
    「Net Sound」は、大野浩之先生(東工大)の協力のもと3月から準備。「Stetho」を中心としたシステムは、成田哲也さん(東工大大学院生)が。サウンドデザイナーとして、山口優氏(EXPOというバンドも手がける)が参加。また、IWE/TechWG.の櫻井智明が、作業協力しています。ディレクションは西村。
    「Star Place」は、KINOCLINICさんを招き、8/12のペルセウス流星群に向けて6月から準備。JAVA Script作成とディレクションは上田です。

    「Breathing Earth」は、竹村がアイデア。ディレクションは東泉。9月末からブレストを始め、GKテックの島田卓也さんを中心に、ビジュアライゼーションの検討を繰り返しました。震源データ部分のプログラミングは春木が行っています。江渡浩一郎さん(後出)もブレスト等で参加しました。また、地球物理学者の古瀬慶博さんが、ブレストやIDCとのコンタクティングに協力しています。西村はサブディレクション。
    「Web Hopper」は、慶応大学 大学院の江渡浩一郎さんを中心に、10月からプログラミングを行いました。ブレストや、NOCへのマシン設置について、東工大の大野先生や同研究室の成田さんもサポートしています。サウンド面で山口さんも参加。ディレクションは、西村と江渡さんが協働で行っています。
    「Web Doors」は、小崎がディレクション。佐味の他、グラフィックデザイナーの竹村"Ten-chan"信也さんも参加しています。
     センスウェア全体のグラフィックデザインは、東泉が行っています。
    (by NISH)

    *=聴診器:stethoscopeの略


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以下の方々に感謝いたします
 松平輝夫、三枝俊文、菅田重男、市場直宏、高木慶太、村井純、伊藤穣一、服部桂、新美誠、江渡浩一郎、犬塚潤一郎、乾義和、樋口貴章、松井英樹、桝山寛、田尻智、都甲康至、柏原裕一郎、北村浩幸、西村章、サイラス・シャウル、テッド・クロスマン、中嶋淳、孫生京、稲本喜則、掛井秀一、尾島由郎、安西正育、竹村祥子、SFC奥出研究室のみなさん、SFC村井/徳田研究室のみなさん、東工大大野研究室のみなさん、中村修、中村一彦(敬称略)


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