ラリーレイドモンゴル1996を楽しむためのキーワード

現地モンゴル

ベースキャンプは大会実行の運営、マシンの点検整備、食事・休養そして情報発信の拠点として機能します。キャンプは選手を送りだした後で解体され、ヘリで一切の機材とともにその日のゴール地点へ移動してまた設営されます。 ここには携帯型のワークステーション、ノートパソコン、デジタルカメラ、そしてインマルサットB可搬型地球局とルーター(インターネット"交換機")があります。これらの機材をスタッフがキャンプ移動の度に梱包し、次のキャンプ地で設置してモンゴルと日本をつなぎます。

「インマルサットB可搬型地球局」
機内持ち込みスーツケースサイズの「動く通信局」です。湾岸戦争の際、CNNが現地より映像レポートを送ったり、関西大震災で電話が不通になったときにもこれと同じシステムが活躍しました。4分割平面アンテナを取り出して組み立て、国際電話をかけるのと同じ要領で電話、Fax(9600bps)、テレックス、双方向高速デジタルデータ通信(64kbps)が利用できます。本ラリーは、64kbps双方向高速デジタルデータ通信を経由したインターネットを利用して日本とモンゴルを接続します。
関連情報:国際電信電話株式会社(KDD)国際通信施設株式会社(KTI)
「ストリームワークス StreamWorks」
インターネット上でリアルタイムにビデオ・音声を配信できるテクノロジーです。モンゴルからの映像を見るにはストリームワークスというアプリケーションが必要となります。まだストリームワークスを入手していない方はこちらをクリックしてストリームワークス1.0をゲットしてください。

「シリアルコントロールカメラ」
ストリームワークス・エンコーダー(変換器)を介してインターネットに接続されたビデオカメラは、モンゴルと日本をリアルタイムにつなぐだけでなく、画面上のコントロールボタンをマウスでクリックすることでモンゴルのカメラを遠隔操作できます。

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