バリアフリーについて(1)
高知県が考えたバリアフリー
私たちは、このパビリオンを制作するにあたり、バリアフリーということを最優先に考えました。
まず、最初に考えたバリアフリーは、障害を持っている方々のためのバリアフリーです。視力に障害を持っている方々のために小さな文字を使わない、文字を見やすくするためにバックグラウントの処理に配慮する。クリッカブルマップは文字によるサポートをするなどを実施しました。また、ワープロなどの端末を使ってアクセスする人々のためにテキストだけでも楽しめるように配慮しています。
ひとりでも多くの方々にアクセスして頂きたい。そのために、私たちは、このバリアフリーを考えました。インターネットという情報ツールが、今後、ますます発展し、可能性を広げていくためには、全ての人に平等で人にやさしいインターネットでなければならない。それが私たちの基本的な考え方です。
WWWにおけるバリアフリー
視覚に障害のあるパソコンユーザー
視覚に障害のある人がパソコンでWWWを使用する環境は次のとおりです。
テキストベースのブラウザ
テキストベースのブラウザはWWWの内容を文字だけで表示します。マウスではなくキーボードの矢印キーを押すことによってリンク先のページに飛ぶことができます。
画像は代わりになる文字が指定されていればそれが表示され、指定されていない場合は[IMAGE]という文字が表示されます。
音声出力、点字ピン・ディスプレイ
音声合成機やテキスト読み上げソフト、点字ピン・ディスプレイ(一列に並んだマス目の中で小さな突起が上下することによって、点字の文字列をつくりだす装置)を用いることで、文字情報を読むことができます
具体的な方法
テキストのみで一読しても意味の通じるページであることが、目の見えない人に利用してもらえる条件となります。
大事な点は、デザイン面での美観を損なわずにバリアフリー対応のWEBデザインが可能であるという事です。
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96/7/1更新 (C)高知県