朝日新聞社提供
1989年頃から、50度数のカードを536度数に変造したり、磁気テープで高額のカードに変えたり、果ては偽造テレホンカードを使って自分たちで開設したダイヤルQ2に電話して情報料金で儲けようというものなど、あの手この手をつくしたカード変造事件が相次ぎました。この横行に対して、変造カードをはじき出すという改造電話を設置し対応しますが、変造の手口も次第に高度化し、ついに、3000円、5000円のテレホンカードの販売を取りやめるに至ったのです。