時事通信社提供
1973年(昭和48)、イスラエルとアラブ諸国との間に第4次中東戦争が勃発。OPEC(アラブ石油輸出国機構)に所属していたアラブ産油国による石油の生産・供給制限、価格引き上げを行い、電力をはじめあらゆるものを石油に依存してきた日本に大打撃を与えました。不要な電灯やネオンは消され、NHKが午後に2時間放映を休止するなど、エネルギーの節約が実施されます。トイレットペーパーがなくなるなどという噂がながれ、人々は買いだめに奔走しました。