NTTでは、耳や言葉の不自由な方のコミュニケーションを支援するためにツールを提供しています。外出先で電話をかけるとき、近くの人に代わりに電話連絡をお願いできるようにあらかじめ手帳に連絡先や要件等のメモ書きを入れた「電話お願い手帳」、何度でもメモが書き直せるビニールシートの「電話お願いメモ」、ファクシミリ送信用紙「ふれあい速達便」を作成し、各支店・営業所を通じて配付すると共に、普及キャンペーンを展開しています。この手帳を開始したきっかけは、聴覚障害者の方からの「外出先での緊急連絡手段として公衆電話にミニファクスをつけて欲しい」というご要望をヒントに考案されました。当初は流山市内約130名の方にプレゼントしましたが、たいへん好評だったことから次第に全国へ拡大されていきました。