自動車電話サービスが、東京23区で開始されたのは昭和54年(1979)12月でした。5年後の昭和59年(1984)には全国どこへ移動しても通話できるようになり、バスやタクシーなどからも手軽に利用できる自動車コイン電話も発売されました。NTTが提供している自動車電話は小ゾーン方式と呼ばれるもので、これは無線基地局から電波到達距離を半径5〜10km程度と小さくし別の無線ゾーンでも同じ周波数を使用するものです。