昭和34年(1959)、赤電話機、青電話機に加えて新しく「特殊簡易公衆電話」制度が施行され、通称ピンク電話と呼ばれる公衆電話機が登場しました。この電話機は、一般加入電話を公衆電話としても利用できるようにしたものでアパート、病院、喫茶店など、比較的人の出入りの多い場所にお客様サービス用として設けられました。純然たる公衆電話ではなく、加入者の希望により、建物の内部に設置されるなどの性格をもっていました。