朝日新聞社提供
1993年(平成5)、国立競技場を埋める約6万人のカウントダウンによりスタートしたJリーグ(日本プロサッカーリーグ)は、かねてからのサッカーファンをはじめとする熱烈なファンに支持されスタートしました。プレイヤーのユニークなアクション、外国選手の息をのむような一流プレーは瞬く間に人々を魅了しました。また、サポーターと呼ばれるファンの熱烈な応援風景もプロスポーツの新しい時代の到来を思わせるものとなりました。試合中継は高視聴率をマークし、たくさんのJリーググッズが生まれ、多くの選手がCMにも登場しました。欧州のスポーツクラブを理想に掲げ、地域と結びつきを大切にしたことが、この大人気のひとつの要因となったことは見逃せません。