毎日新聞社提供
「パイロットは戦場を飛行していると感じるだろう」、これは新東京国際空港開港当時にイギリス『サンデータイムス』が報じた記事の一部です。1978年(昭和53)、空港反対同盟の闘争が続けられるなか、新東京国際空港(通称成田空港)が、機動隊員1万人に守られてオープンしました。円高とレジャーブームにのって、10年後には、年間1000万人の人たちを送り出すこととなり、やがて、旅行のスタイルも「ジャルパック」などのパッケージツアーから自由で個性的な旅へと変わっていきました。