1945(昭和20年)8月15日はギラギラと真夏の太陽が照りつける暑い日でした。白昼夢のような静かさのなか、日本の「無条件降伏」が国民に告げられました。死傷者253万人。戦災者875万人。羅災家屋236万戸。焼け残った電話は半分の54万台。なかでも東京横浜地区は全滅に近く、東京の電話の87%は姿を消してしまったということです。