19世紀末、世界の列強は領土拡張を目指してさまざまな戦争を行います。明治37年、日本はロシアに戦線布告、日露戦争が始まります。このとき、実際の戦闘に無線が初めて使われました。巨大なバルチック艦隊の接近を発見した哨艦信濃丸の「敵鑑見ユ」の無線電信が、大海戦を勝利に導いたと言われています。