電話機を設置する場合の1台目にあたる「本電話機」は、レンタル方式でしか使えないという制約がありましたが、昭和60年(1985)4月の法改正により、利用者側が自由に電話機を選んで取り付けることができるようになりました。電話機は借りるものという時代は終わり、好みの電話機をお店で買ってくる時代になりました。これを機に、電話機の製造に家電メーカーなどが本格参入。利用者のニーズに合わせたさまざまな電話機が登場してきました。