市内交換機の自動化が進み、一方長距離ケーブルおよび電話中継所の設置など本格的な伝送路による市外通話が開始されると、対自動交換機や対長距離市外通話装置の双方の接続に適するよう共電式市外交換機にも全面的に再検討が加えられました。この結果、昭和2年(1927)に京都局に3号大形共電式市外交換機が設置されました。当初はアメリカから輸入したものでしたが、後に国産化され東京、大阪、名古屋をはじめ全国主要都市に設置され市外交換機の近代化が始まることになりました。