アトピー奮戦記



私が喘息だったせいか長女はアトピー性皮膚炎の体質となってしまいました。毎日全身を掻きむしって血だらけになって本当に可哀相でしたが、現在の治療法でなんとか我慢出来る程度になりましたので報告いたします。



*注意*アトピーに困っている方が情報のひとつとしてお役にたてぼと思いかきました。アトピーは個人個人での違いがあると思います。以下の文は、あくまで我家の体験記ですので参考としてお読み下さい。


生まれてから現在までの変化


'92/夏(0歳)

出生(埼玉県浦和市)、オムツカブレがひどく、顔に発疹が有り洗浄棉で患部をまめに拭くことにより症状が有る程度押さえられた。



'93/冬(0.5歳)

発疹が引かなく病院に行くが、皮膚科に行ったところステロイドの強い薬を出されすぐにツルツルに直り余りに怖くなって小児科を他に探す。新しい小児科は薬の説明も丁寧で信頼出来るが非常に混んでいて結構な疲労。対策は非ステロイド消炎外用薬(アンダーム軟膏)を使用。アトピーの検査を相談するが、1歳になってから検査しましょうとのことで、それまで現状の対策を続ける。



'93/夏(1歳)

アトピーの疑いが有り検査(食餌系、吸入系)をしたところ卵白が疑陽性との検査結果を得る。病気の程度と成長期であることを考えると除去食より抗アレルギー剤の内服で対策するほうが良いとのことで、フマル酸ケトチフェン薬剤(ザジデン)を服用し、患部に非ステロイド消炎外用薬(アンダーム軟膏)を、また症状が激しい所に副腎皮質ホルモン(ロコイド軟膏)を使用する。



'94/春(1.8歳)

暖かくなり、汗がたまる関節部分を掻きむしるようになり足首、腕の内側、手首、首は血だらけ、かさぶただらけになり、特に症状の悪い足首は皮膚が赤黒く変色してきた。症状が悪くなってきたため、内服薬をオキサトミド薬剤(セルテクト)に変更。海水浴で症状が一時的に弱まった(テレビで見たことがあるのですが、海水と紫外線がアトピーに効く事が病院でも治療に使われているとこも有るようです)。



'94/夏(2.0歳)

先生より、ヨード液が効いた例が有るとの話しを聞き試す。風呂上りにヨード液を2~3倍に薄めてハケで全身に塗り、軽くシャワーで流す。しかし、娘にはほとんど効果がなし。 昨年の海の件を思い出し、海水浴をするが変化は現れなかった。 あちらこちらで調べ、ザーネクリームで油分の補給が効くとの話しを聞き、ザーネクリームを全身に塗り、ベビーパウダーを塗すことを試すがほとんど効果がなし。



'95/冬(2.5歳)

これまた家庭医療ですが、あらゆる軟膏の基剤となっている白色ワセリンが余分な反応を起こさないで油分を補給するとの判断で、全身塗布、ベビーパウダーを塗すが、これまたほとんど効果なし。このころの下着は多量の油分のためドス黒く変色。



'95/春(2.7歳)

埼玉から千葉に引っ越してしまい、新しい病院を探すが、ほとんどの病院はとても子供に出す薬とは思えない薬を処方し、カイカイの娘を持つ父母は途方にくれる。新聞の折り込み広告にさくら皮膚科クリニックの広告が入っていて、ワラをもつかむ気持ちで門を叩いてみる。しかし、そこが娘にはピッタリの治療法のようで、多糖類パック風呂を試した初日からみるみる症状が軽くなった。娘には油分補給ではなく、皮膚の排泄を整える(活性化?)治療法が体に合っているようで、今になって1歳の時、洗浄棉でまめに体を拭いてやると以外に症状が収まっていたことが思いだされた。



'95/夏(3.0歳)

多糖類のローションとベビーパウダー(界面活性剤の入っていないことがポイントだそうです)で皮膚のケアーを続けるが、以前ただれていた足首は特に良くなり全く掻かなくなる。



'95/冬(3.5歳)

左腕の内側の一ヶ所が唯一のこるのみで、特定のアトピー症状は他には見られなくなる



'96/春(3.8歳)

左腕の内側の一ヶ所以外は半年の間問題ないため、ローションとベビーパウダーも実験的に停止しているが現在までの1ヶ月間問題はなし。





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