「国際イルカ・クジラ会議」とは？

　アイサーチ・オーストラリアの呼びかけによってスタートした国際イルカ・クジラ会議は学術的な側面をしっかりと押さえながらも、研究者、有識者だけでなく様々な人々がそれぞれの立場でイルカ・クジラとのかかわり合いを自由に語り合うオープンな集いです。
　また単にイルカ・クジラのみを語るのではなく、それをとりまく地球環境や私たちの生き方、さらにはよりよい未来に通じる新しい価値観や意識を摸索することが大きなテーマとなっています。
　第５回会議のテーマである「all as one-みんなひとつにつながっているんだね」にはイルカ・クジラだけではなくあらゆる生命のつながりを考え、大切にしていこうとする気持ちがこめられています。
• 第１回国際イルカ・クジラ会議/1988年5月　オーストラリア
  　個々に研究や調査活動をしていた研究者が一同に会し相互交流を深めました。
  （主なプレゼンテーター：ベッツィー・スミス、エステル・マイヤー、ホラス・ドブス、ジム・ノルマン、ジョーン・オーシャン、ジョン・C・リリー）

• 第２回国際イルカ・クジラ会議/1990年5月　オーストラリア
  　一般参加として初めて日本人が参加しました。
  （主なプレゼンテーター：イゴールチャイコフスキー、ホラス・ドブス、ジム・ノルマン、デクスター・ケイト、ジョーン・オーシャン、ポール・ホーン、ジョン・C・リリー、リチャード・オーバリー、ベッツィー・スミス、エステル・マイヤー）

• 第３回国際イルカ・クジラ会議/1992年2月　ハワイ
  　初めて日本人プレゼンテーターが発表し、大きな反響をよびました。
  （主なプレゼンテーター：エステル・マイヤー、ポール・スポング、ホラス・ドブス、スティーブ・オナー、ジム・ノルマン、ジャック・マイヨール、久保田達也、景山民夫、ジョーン・オーシャン、スタンリー・バトラー、ジョン・C・リリー、岩谷孝子、ベッツィー・スミス）

• 第４回国際イルカ・クジラ会議/1994年4月　日本
  　江ノ島、小笠原、大坂の3ヶ所で開催され約1600名を動員。
  （主なプレゼンテーター：ホラス・ドブス、星野道夫、ジム・ノルマン、山本聡、岩合光昭、ピーター・ラッセル、ジョン・C・リリー、ポール・フォレステル、ベッツィー・スミス、神谷敏郎、ポール・スポング、ジャック・マイヨール、林友直）

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